【雑談】「WRC Rally Gr.B」WRCラリーグループBの時代

2010年4月24日
「【雑談】「WRC Rally Gr.B」WRCラリーグループBの時代

「WRC Rally Gr.B」WRCラリーグループBの時代について、思い出を蘇らせながらちょっと雑談的に触れてみたいと思います。

ラリー動画Rally-M

[WRC] RallyグループBの誕生した時代

少年ジャンプで「サーキットの狼」が連載されていたのが1970年代の後半でした。この漫画がきっかけとなって、日本では爆発的なスーパーカーブームが起こりました。バブル全盛期に向かうことも手伝って、当時としては法外的な値段のスーパーカーが登場し、街中を爆走していたものです。こんなスーパーカーブームとお金が余っていた時と重なるように、WRCでは新たに「グループB」がスタートしました。1982年のことです。


「WRC Rally Gr.B」WRCラリーグループBの時代-5turbo

[WRC]Rally至上最強マシーンと言われたグループBのラリーカー

グループBのラリーカーは、年間200台以上の生産をクリアーし、FIA(国際自動車連盟)のホモロゲーションを取得した車輌です。ホモロゲーションとは公認のことで、FIAによって参加を認められた車輌をホモロゲバージョンと呼ぶ場合があります。

グループBというカテゴリーはWRC至上、最も過激な改造が許された車輌規格で、世界中の多くのラリーファンを魅了しました。特に、年間200台以上の生産、というハードルの低さから、各メーカーはとてつもない強烈なマシーンをWRCに送り込んだことも特筆すべき点だと思います。


「WRC Rally Gr.B」WRCラリーグループBの時代-205

グループBの時代からは完全に4WD+ターボのラリーカーが主流でした。そんな中、フロントエンジン&FRの底力を発揮したのが「トヨタTA64セリカ」でした。国産車ということもあり、4WDと対等に闘う勇姿に思わず応援したくなりました。


「WRC Rally Gr.B」WRCラリーグループBの時代-ta64

グループBのラリーカーの中で、特に強烈な印象を与えたマシーンは「ランチャ・デルタS4」でしょうか。スーパーチャージャーで低回転を、ターボで高回転をホローする発想は、イタリア人の奇抜なセンスを物語っていると思います。確かエンジンは1.8L位だったと思いますが、パワーが800馬力を超えてしまうため、実際は500馬力程に抑えていた、と聞いたことがあります。正にバケモノ・ラリーカー!


「WRC Rally Gr.B」WRCラリーグループBの時代-S4

グループBの時代はラリーカーのホイールベースが極端に短くなったように思います。直進安定性を犠牲にしてコーナースピードを重視した設計にしたようです。アウディがそれまでのクワトロの欠点として「曲がり難い」という部分を改良する為に生産した「スポーツ・クワトロ」を投入した時は衝撃的でした。分厚いオーバーフェンダーとショートホイールベースがチョロQのように見えました。


「WRC Rally Gr.B」WRCラリーグループBの時代-quattoro

1982年にスタートしたグループBでしたが、僅か4年間でグループAへと移行してしまいました。非常に短い期間でしたが、WRC至上最もラリーファンを興奮させた時代、それがグループBだと勝手に思っています。


まだまだ取り上げたいグループBのラリーカーはありますが、この辺にしておきます。また機会があれば(時間があれば?)グループBについて思い出を語りたいです。もちろんグループ4の時代についても語る予定です。(いつになるでしょう?)

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